巨人・原監督「必ず肥やしにしますよ」 岡本和の“リベンジ”予告 悔しい2日連続初回併殺打

[ 2021年9月18日 22:16 ]

セ・リーグ   巨人6―6ヤクルト ( 2021年9月18日    東京D )

<巨・ヤ(19)>初回無死満塁、岡本和は併殺に倒れる (撮影・森沢裕)
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 巨人は2位・ヤクルト相手に最大4点差を追いつき、6―6で今季16度目の引き分けに持ち込んだ。

 先発左腕・メルセデスが5回途中5失点KOされたが、4回に主将の坂本が2試合ぶり一発となる左越え16号ソロ。さらにこの回、中島に6号ソロ、5回には代打・北村にも4号ソロが飛び出して4―5と1点差に迫った。6回には3番手左腕・高梨が1点を失って2点差に開いたが、7回、先頭・小林の代打に出た大城が四球で出ると、若林の右翼線二塁打、代打・丸の四球で無死満塁。1死後、マウンドが今野から4番手右腕・大西に代わった初球を坂本が左翼線二塁打して6―6の同点に追いついた。岡本和が申告敬遠され、なおも1死満塁とチャンスが続いたが、中島が二ゴロ併殺打に終わった。

 試合後、巨人の原辰徳監督(63)はよく追いついたという展開かと問われ「よく、そうですね、はい」とし、一気に逆転までもっていきたかったという問いには「ねえ。しかし、引き分けたというところでしょうね」とコメント。さすがの勝負強さを見せた坂本については「そうですね、そうですね」とし、7月3日のDeNA戦(神宮)以来となる一発を放った北村については「久々になんか彼らしいね、非常にいいバッティングができましたね」と振り返った。

 また、主砲の岡本和は初回の無死満塁で遊ゴロ併殺打に終わるなど3打数無安打。前夜も初回の無死一、二塁で投ゴロ併殺打に終わっており「なんかVTRを見ているようだけどね」と原監督。続けて「必ず肥やしにしますよ」と主砲のリベンジを“予告”していた。

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2021年9月18日のニュース