牛島和彦氏 ヤクルト・奥川“スライダー投手”から変身 巨人打線を戸惑わせたフォーク

[ 2021年9月18日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト8―2巨人 ( 2021年9月17日    東京D )

<巨・ヤ>初回無死、吉川尚に投げ込む奥川(撮影・光山 貴大)
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 【牛島和彦 視点】奥川の103球で一番良かったのがフォークだ。いい高さから低めに落ちる。これまでスライダーのイメージが強かっただけに巨人打線は戸惑っていた。

 スライダーが引っ掛かっていた初回に2安打と死球で失点。ただ、その後に岡本和を投ゴロ併殺に仕留めるなど見事に修正した。切れのある直球を内外角に投げ分け、フォークとスライダーを織り交ぜて的を絞らせない。何よりフォークを意識させたことで、6回に岡本和に外角のボール球のスライダーを振らせて三振に斬ったように、投球の幅が広がった。

 体重移動の際に頭が全くぶれないからコントロールも付く。目についたのはフィニッシュのときにステップした左足のかかとが浮く点だ。しっかり体重移動ができて打者寄りでボールを離している証拠。相手を差し込んでいた。優勝争いの中、奥川の成長は大きい。(スポニチ本紙評論家)

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