10連勝中のオリックス・由伸が18日先発 球団記録14連勝も狙える「毎試合、勝てるように」

[ 2021年9月18日 05:30 ]

連勝街道を走るオリックス・山本
Photo By スポニチ

 連勝記録更新とともに、チームを再び上昇気流に乗せる。10連勝中のオリックス・山本が、18日の西武戦(京セラドーム)で、快投継続を誓った。

 「とにかく思い切って投げることを忘れず、攻めの投球をしていきたい。“とにかく、その試合を勝つ”という気持ちでいく」

 交流戦だった5月28日のヤクルト戦で4勝目を挙げてから、約4カ月にわたり10連勝中。23歳以下での2桁連勝は、球団では阪急時代の58年に秋本祐作が13連勝して以来63年ぶり。球団記録は73年米田哲也の14連勝で、「連勝自体は意識していないですが、毎試合、勝てるように頑張りたいです」と力を込めた。

 目下145回2/3を投げ両リーグ最速でシーズン規定投球回に到達。12球団単独トップの13勝を挙げ、防御率1・54、154奪三振も断トツで“投手3冠”を視界に捉えている。

 「1年投げきるというのは最低限。それはクリアしたい」。先発再転向した19年は夏場に脇腹痛で離脱し、昨季も最終盤に上半身の状態不良で登録抹消されただけに、シーズン完走に意欲を示した。チームの再浮上に不可欠で、エースの快投が25年ぶりの頂点へ直結するはず。首位・ロッテとは3・5ゲーム差。「1勝でも多く勝たないといけない。自分の仕事をやり切ってチームのプラスになれば」と意気込んだ。 (湯澤 涼)

続きを表示

この記事のフォト

2021年9月18日のニュース