楽天・マー君　甲子園辞退の東北学院&宮崎商にエール「胸を張ってほしい」

先発投手練習で登板前日の調整を行う楽天・田中将
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　楽天・田中将が甲子園で熱戦を繰り広げる球児たちにエールを送った。高校時代の聖地での経験は自身の原点でもある。04、05年夏に駒大苫小牧の連覇に貢献し、プロ入りへの道を切り開いたと舞台あって「高校生の時は甲子園に出て優勝することを目標にずっとやっていた。甲子園で戦える喜びはあったし、そこで投げるところを見てもらえたから今この世界にいる」と振り返る。

　2年ぶりに開催されている今夏の甲子園だが、コロナ禍の影響が影を落とす異例の大会となっている。田中将は「僕たちがやっている時と状況が違いすぎるので、同じようには語れない」とした上で「その舞台に立てたわけだから、自分たちが練習してきた野球をグラウンド上で出せばいいかなと思う」とエール。また、部員に陽性者が出て出場を辞退した東北学院（宮城）と宮崎商（宮崎）の両校ナインには「いつ誰がかかってもおかしくない状況。甲子園出場まで上り詰めた事実に胸を張ってほしい」とメッセージを送った。