近江 3年ぶり初戦突破!多賀監督「思い通りの試合が出来た。島滝のリードが投手の良さを引き出した」

[ 2021年8月20日 11:33 ]

第103回全国高校野球選手権第7日第1試合 1回戦   近江8―2日大東北 ( 2021年8月20日    甲子園 )

<日大東北・近江>5回、ナインに声をかける近江・多賀監督(手前右)(撮影・坂田 高浩)
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 第103回全国高校野球選手権大会の第7日は20日、甲子園球場で行われた。第1試合の1回戦では、前日19日に雨のため5回途中ノーゲームとなった近江(滋賀)と日大東北(福島)が対戦。近江が8―2で勝利し、3年ぶりに初戦を突破した。

 近江は初回2死一塁からけん制悪送球に相手守備のミスが重なり一塁走者の津田が生還し先制。2回無死一塁からは島滝の中越え2ランで加点した。5回1死一塁からは島滝の左中間適時二塁打で1点を追加。2点差に迫られた7回には、新野の中前適時打、島滝の右越え適時二塁打、横田の中犠飛で3点、8回には山田の適時二塁打で1点を追加した。

 投げては山田が5回2失点、6回からマウンドに上がったエース岩佐がリードを守り切った。

 試合後、多賀監督は「先発の山田が勝ちにこだわる打たせて取る投球をしてくれた。非常に思い通りの試合が出来た。山田の後の岩佐も良かった。島滝のリードが投手の良さを引き出した。中盤2点差に追い上げられて嫌な流れになりかけたところで、岩佐が登板した6回に3人で抑えてくれて非常によかったです。長く待ちましたけど、選手たちは成長してくれている。守りから攻撃につなげる野球ができた」と話した。

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