侍J稲葉監督 日本ハム―楽天戦前に凱旋セレモニーで金メダル獲得報告「全員の力で勝ち取った金メダル」

[ 2021年8月20日 18:18 ]

<日・楽>凱旋セレモニーで挨拶する稲葉氏(撮影・高橋茂夫)
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 東京五輪野球競技で金メダルを獲得した侍ジャパン・稲葉篤紀監督(49)らによる「凱旋セレモニー」が日本ハム―楽天戦(札幌ドーム)の前に行われた。

 凱旋セレモニーには日本ハムのSCO(スポーツ・コミュニティー・オフィサー)を務める稲葉監督をはじめ、侍ジャパンの金メダル獲得に貢献した金子誠ヘッドコーチ(日本ハム野手総合コーチ)、球団OBの建山義紀投手コーチ、近藤健介外野手、伊藤大海投手、梶原有司ブルペン捕手が参加。日本ハム・栗山監督からそれぞれに花束が渡された。

 稲葉監督はスピーチで「本日は試合前の貴重な時間をいただき、このようなセレモニーを開催してくださいました球団関係者の皆様に心より感謝を申し上げます」と感謝。「選手たちは東京五輪で金メダルを獲りたいと、その思いを持って臨んでくれました。決して楽な道のりではなかったですが、全員が結束をし、最後まで諦めることなく全力で戦い抜いてくれた結果、金メダルという最高の結果で終わることができました」と球場に集まったファンに金メダル獲得を報告した。

 また、ファンに対しても「無観客試合ではありましたが、テレビの前でたくさんの方が応援してくれている、その思いが選手に伝わり、勝てたと思います。この金メダルは全員の力で勝ち取った金メダルだと思いました。本当にたくさんのご声援ありがとうございました」と感謝の言葉を口にした。

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2021年8月20日のニュース