打球直撃で降板の日大東北・吉田は右足打撲、チームは31年ぶり白星ならず

[ 2021年8月20日 11:27 ]

第103回全国高校野球選手権第7日第1試合 1回戦   日大東北2―8近江 ( 2021年8月20日    甲子園 )

<近江・日大東北> 初回無死、井口の打球が足に当たり痛い表情の日大東北・吉田(左) (撮影・亀井 直樹)
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 第103回全国高校野球選手権大会の第7日は20日、甲子園球場で行われた。第1試合の1回戦では、前日19日に雨のため5回途中ノーゲームとなった近江(滋賀)と日大東北(福島)が対戦。初回に右足に打球が直撃し降板した、日大東北のエースで4番の右腕・吉田達也(3年)は西宮市内の病院で診察の結果、右足打撲と診断された。日大東北は2―8で敗れ、31年ぶりの白星はならなかった。

 プレイボール直後の初回無死、近江の先頭打者の井口遥希が放った打球が吉田の右すねを直撃。吉田はすぐに立ち上がり、一塁に送球しアウトにしたが、治療のためにベンチへ。マウンドに戻ることはできず、そのまま、ベンチに退き、西宮市内で診察を受け右足打撲と診断され、その後、甲子園に戻って、試合終了をベンチで迎えた。

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