二松学舎大付 投手戦制す 完封のエースに市原監督「真骨頂 秋山らしいピッチングだった」

[ 2021年8月20日 14:32 ]

第103回全国高校野球選手権第7日第2試合   二松学舎大付2-0西日本短大付 ( 2021年8月20日    甲子園 )

<西日本短大付・二松学舎大付> 先発する二松学舎大付・秋山 (撮影・亀井 直樹)
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 2年ぶりの開催となった第103回全国高校野球選手権大会の第7日は20日、甲子園球場で2回戦が行われ、第2試合は3年ぶり4度目出場の二松学舎大付(東東京)が11年ぶり6度目出場の西日本短大付(福岡)を2-0で下し、3回戦へ駒を進めた。

 エース左腕・秋山が(3年)が4安打9奪三振で完封。ピンチの場面でも、終始落ち着いた投球で西日本短大付の打線を封じ込めた。
 
 市原勝人監督は「選手たちには点数を取りたいと思うなということで、我慢比べだということで試合を進めていました」と振り返り、「思った以上に真っすぐが多くて、最初はスライダーを狙おうなんて話をしてたんですけど、途中から真っすぐを狙おうということで選手たちはよく指示通りやってくれました」と選手たちを称えた。

 また、エース秋山については「秋山の真骨頂はピンチを乗り切る、ああいうところでの力の出し方が上手いので、そういった意味では秋山らしいピッチングだったと思います」と評価。次の京都国際との試合については「甲子園に来るとなかなか点数を取れるピッチャーはおりませんので、そういった意味ではまた我慢比べだと思います」と前を見据えた。

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