ソフトB 9回岩崎が被弾…無観客本拠でロッテに敗れ4位転落 連続無失点球団記録もストップ

[ 2021年8月20日 21:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク3ー5ロッテ ( 2021年8月20日    ペイペイ )

<ソ・ロ>9回2死一、二塁、エチェバリアに3ランを浴びる岩崎(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクは20日、この日から無観客開催となった本拠でのロッテ戦に3―5と敗れ、後半戦初黒星(3勝1敗1分け)で4位転落。2―2の9回から登板した2番手の岩崎翔投手(31)がエチェバリア内野手(32)に4号3ランを浴び2敗目を喫した。球団記録更新中だった無失点記録は、後半戦初登板となる先発のニック・マルティネス投手(31)が4回に失点し45イニングでストップ。同じく連続無失点試合も4で止まった。

 チームは福岡県への緊急事態宣言が発令されているため、この日から再び本拠での試合を原則無観客開催。東京五輪で米国代表として銀メダル獲得にも貢献したマルティネスは、7日の日本との決勝戦(●0―2)以来となる公式戦登板。3回まで3者凡退と上々の立ち上がりを見せたが4回、先頭の荻野のピッチャー強襲の内野安打を許すと、中村奨に右前打を浴び1死一、三塁のピンチ。さらに暴投により1死二、三塁とされるとレアードにツーシームを振り抜かれ、左線への2点適時打となり失点。チームの無失点記録がついに止まってしまった。

 それでもマルティネスは大きく崩れることなく、6回まで5安打2失点と好投。するとその裏、打線がようやく反撃。2死一塁から柳田がセンターフェンス直撃適時二塁打で1点を返すと、続く栗原が中前適時打を放ち同点に追いつく。

 続投のマルティネスは7、8回と3者凡退。116球の熱投で自己最多となる11奪三振をマークし降板した。打線は7回、1死三塁と勝ち越しのチャンスを迎えたが甲斐、今宮と2者連続で空振り三振に倒れ得点できず。

 9回は2番手として岩崎が登板。しかし、2死一、二塁からエチェバリアにフォークを捉えられ左翼スタンドへの4号3ランを被弾。その裏の攻撃では栗原が意地の11号ソロで1点を返すも3―5で敗れ、連勝は3でストップした。

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