3連覇を狙う多賀少年野球クラブが8強入り　背番号1の太田が2戦3発と二刀流の大活躍

2本目の本塁打を放ち笑顔で生還する多賀少年野球クラブの太田
Photo By スポニチ

　「高円宮賜杯第41回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント（スポニチ主催）」は20日、ハードオフ新潟など新潟県内3球場で第4日の競技を行った。

　史上初の3連覇を狙う多賀少年野球クラブ（滋賀）は、茎崎ファイターズ（茨城）と対戦。前回大会の決勝と同じカードとなったが、多賀少年野球クラブが12―3で圧勝した。6番の太田が3、5回に2打席連続本塁打。初戦でもソロ本塁打を放っており、2戦3発の大当たり。投げても2回途中から救援し、1失点と二刀流でフル回転した。「また打ててうれしい。バッティングがいいからピッチングもいいと思う」と振り返った。辻正人監督は「2年前は大人が読めるチームでしたが、この子たちは分かりません」と大会に入って急成長を続ける選手を頼もしそうに見つめた。