作新学院、9回反撃も粘り届かず 小針監督「何とか勝たせてやりたかった」

[ 2021年8月20日 05:30 ]

第103回全国高校野球選手権2回戦   作新学院7―10高松商 ( 2021年8月19日    甲子園 )

<高松商・作新学院>初戦敗退に肩を落とす作新学院ナイン(撮影・北條 貴史)
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 作新学院は、伝統の粘りも最後は届かなかった。一度は5点差を追いつき、4点を追う9回も2死から反撃の1点。小針崇宏監督は「序盤の苦しい展開から最後は1点勝負に。3年生の頑張りを感じ、何とか勝たせてやりたかった」と振り返った。

 度重なる順延で当初第2試合だった初戦が第4試合に。難しい調整の中、4失策と守備が乱れて序盤の大量失点が響いた。それでも、大会直前に部員3人の新型コロナウイルス感染が判明した危機も乗り越え、小針監督は「チームの心が一つにまとまり、メンタル面を甲子園で発揮できた」と話した。

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