西日本短大付の1年生・江口は涙「絶対に帰ってきます」 失点につながった6回悪送球を悔やむ

[ 2021年8月20日 19:29 ]

第103回全国高校野球選手権大会   西日本短大付0―2二松学舎大付 ( 2021年8月20日    甲子園 )

<二松学舎大付・西日本短大付>6回無死、西日本短大付・江口は中前打を放つ (撮影・奥 調)
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 西日本短大付の1番・江口翔人内野手(1年)は0―0の6回のプレーを悔やんだ。先頭の二塁ゴロを一塁に悪送球。カメラマン席にボールが入ったため走者は二塁へ。その後2本の適時打で2点を失った。江口は「自分が悪送球して点につながった。気の抜けたプレーが点につながったことが申し訳ない」とうなだれた。

 プロ注目で守備に自信を持つ遊撃の林直樹(3年)が「江口にはアドバイスするまでもないです」と話す守備力と、シュアな打撃が持ち味で県大会の打率は・368。この日も6回にチーム初安打を放ったが、初めての甲子園は少しほろ苦いものになった。

 試合後、捕手の三宅海斗ら3年生に「また来年帰ってこい」と声をかけられた。「絶対に帰ってきます。先輩たちに恩返しができるようにしたいです」と涙。「福岡に戻ってから練習から自分が先頭に立って、甲子園で勝つことだけを考えて1球、1球大事にやっていきたい」と悔しさを糧にする。

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2021年8月20日のニュース