オリックス・由伸 自身初の2桁10勝目「何とか“宮城さん”に置いて行かれないよう頑張る」

[ 2021年8月20日 21:30 ]

パ・リーグ   オリックス2-1西武 ( 2021年8月20日    京セラD )

(オ・西16)10勝目を上げ打のヒーロー吉田正(左)とポーズを決める山本(撮影・後藤 正志)
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 オリックスの絶対エース・山本が自身初の2桁10勝目を挙げた。

 3回に岸に先制のソロ本塁打を許すも、そこからは圧巻。4回以降の6イニングは打者18人で抑えるパーフェクト投球だった。

 9回126球を投げて3安打1失点、10奪三振。最後はサヨナラ勝ちに笑顔でベンチを飛び出した。

 お立ち台には吉田正との「五輪金メダルコンビ」で上がった。

 「接戦だったので勝ち切れてうれしい。集中して投げられたので最後までいいボールがいっていた」

 試合前には中嶋監督に「安心して見ていて下さい」と伝えたという。その宣言通りの快投だった。

 これで先に10勝を挙げていたチームメートの宮城に並んでリーグトップタイ。宮城は21日に先発するが「前半戦から宮城に並んでは翌日離されるというのが続いてる。何とか“宮城さん”に置いて行かれないよう頑張る」と笑顔で話した。

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2021年8月20日のニュース