二松学舎大付 3年ぶり夏1勝 エース秋山が4安打9奪三振完封

[ 2021年8月20日 13:48 ]

第103回全国高校野球選手権第7日第2試合   二松学舎大付2-0西日本短大付 ( 2021年8月20日    甲子園 )

<西日本短大付・二松学舎大付> 先発する二松学舎大付・秋山 (撮影・亀井 直樹)
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 2年ぶりの開催となった第103回全国高校野球選手権大会の第7日は20日、甲子園球場で2回戦が行われ、第2試合は3年ぶり4度目出場の二松学舎大付(東東京)が11年ぶり6度目出場の西日本短大付(福岡)を2-0で下し、3回戦へ駒を進めた。

 中盤までは両チームの先発同士の投げ合い。両投手とも粘りの投球をみせ、5回まで四球で走者が出る場面はあったものの安打は出なかった。均衡を破ったのは後攻の二松学舎大付。6回1死三塁のチャンスで5番・浅野が中前適時打を放ち先制。なおも2死二塁で7番・丸山の右前適時打でさらに1点追加し、そのまま逃げ切った。

 投げてはエース左腕・秋山が(3年)が4本の安打を許すもスコアボードに0を並べ続け、9奪三振で完封。ピンチの場面でも、終始落ち着いた投球で西日本短大付の打線を封じ込めた。
 
 西日本短大付は6回に満塁と反撃の好機を作るも、あと1本が出ず得点にはつながらなかった。最後まで力投をみせた先発の大嶋を援護することはできなかった。

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