大阪勢3連覇へ!大阪桐蔭は東海大菅生と初戦 強豪撃破へ西谷監督「粘って粘って粘り抜く」

[ 2021年8月4日 05:30 ]

第103回全国高校野球選手権大会

対戦が決まった大阪桐蔭・池田陵真主将(左)と東海大菅生の栄塁唯主将
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 第103回全国高校野球選手権大会(9日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が3日、オンラインで行われた。大阪勢「3連覇」を狙う大阪桐蔭(大阪)は、今春選抜8強の東海大菅生(西東京)と第5日第1試合での対戦が決まった。今秋ドラフト1位候補の157キロ右腕、風間球打(きゅうた)投手(3年)を擁するノースアジア大明桜(秋田)は帯広農(北北海道)と初戦を戦う。

 掲げる「日本一」に向け、勢いをつけるには格好の相手といっていい。西東京大会覇者との初戦が決まった大阪桐蔭の主将・池田陵真は淡々と、ただ一言一句に力を込めた。

 「(相手は)投打ともにすごくレベルの高い高校。負けない準備をやっていきたい」

 優勝を掲げた今春選抜では昨秋近畿大会決勝で敗れた智弁学園に初戦で敗退する屈辱を味わった。「日本一を意識しない選手はいらない」とリスタートし春の近畿大会で智弁学園に雪辱。夏の大阪大会では苦戦を強いられながらも勝ちきった。

 準々決勝の金光大阪戦は8回に逆転し準決勝・関大北陽戦は延長14回タイブレーク。興国との決勝では9回に同点とされたが、直後にサヨナラ勝ちを収めた。「粘り強い学校が数多くあった。そこに粘り負けない強さを春から求めてやってきたのが、大阪大会では出せた」。接戦で強さを発揮したことが、確かな自信につながった。西谷浩一監督も「粘って粘って粘り抜いて、ぜひ日本一になるという気持ちで準備したい」と春夏連覇した18年に続く全国制覇への戦いを心待ちにした。

 夏の甲子園大会では過去2度、東京勢と対戦。91年準々決勝では帝京を破り初優勝。06年2回戦で敗戦を喫した早実は斎藤佑樹(現日本ハム)の活躍で栄冠をつかんだ。東西対決を制した方が頂点に駆け上がった歴史がある。「自分たちは春、1回戦で負けている。そこを必ず勝てるように、勢いをつけて日本一を獲りたい」と池田。18年大阪桐蔭、19年履正社。大阪勢3連覇がかかる2年ぶりの特別な夏だけは絶対に譲れない。(北野 将市)

《東京勢とは過去1勝1敗》大阪桐蔭は選手権で東京勢と2度対戦し1勝1敗。91年準々決勝は11―2で帝京に勝ち、06年2回戦は2―11で早実に敗れた。東海大菅生とは15年選抜1回戦で対戦し8―0で勝っている。

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