日本ハム・上沢、天敵マーティンに痛恨被弾　6回3失点も「いい流れを壊すピッチング」

パ・リーグ   日本ハム4―4ロッテ （ 2021年7月10日    ZOZOマリン ）

＜ロ・日＞6回1死一塁からマーティンは右越えに同点2ラン。ガックリの上沢（撮影・長久保　豊）
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　日本ハムの上沢が天敵のロッテ・マーティンにまたしてもやられた。万波の2ランで勝ち越した直後の6回。この回先頭の角中を四球で歩かせるなど、制球にばらつきが出始め、マーティンに対しカウント3―0からの4球目だった。内角へのカットボールを強振され、右翼ポール際へ飛び込む同点2ランを被弾した。

　昨季はマーティンに打率・455、3本塁打と打ち込まれ、「いかれまくった」という嫌なイメージを持っていた。今季は試合前まで6打数無安打に抑えていたが、2回に今季初安打となる右前打を許した。手痛い一発を食らうと天を仰いだ。

　対戦7連敗中とロッテ自体も苦にしている右腕。6回3失点と試合はつくったが、要所を締めることができなかった。「僕のせいで苦しい展開にした。チームの（連勝の）いい流れを壊すピッチングをしてしまい申し訳ない気持ち」と反省した。