巨人 首位・阪神撃破し再びゲーム差1・5 高橋は7回1安打無失点でハーラー単独トップ9勝目

[ 2021年7月11日 20:22 ]

セ・リーグ   巨人1―0阪神 ( 2021年7月11日    甲子園 )

<神・巨>阪神打線相手に力投する高橋(撮影・大森 寛明)
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 巨人は11日、首位・阪神を1―0で下し、再びゲーム差1・5に詰め寄った。先発の高橋優貴投手(24)は7回1安打無失点の好投でリーグ単独トップの9勝目。甲子園では19イニング連続無失点となり、今季阪神戦は4戦4勝と“虎キラー”ぶりを発揮した。

 高橋は今季の阪神戦3戦3勝、防御率1・50と好相性。さらに甲子園では12イニング連続無失点で2戦2勝と球場とも相性良く、ハーラー単独トップの9勝目へ「前半戦のヤマ場になる試合だと思う」と意気込みマウンドに上がった。

 この日も“虎キラー”ぶりを発揮し7回までわずか1安打無失点と圧巻のピッチング。ストレートやスライダー主体にスクリューを効果的に織り交ぜながら凡打の山を築いた。

 一方、打線は相手先発・西勇の前に沈黙。7回まで2安打無得点と封じられたが、8回に待望の先制点。先頭の亀井が右翼フェンス直撃の二塁打で出塁。北村の投犠打によって1死三塁とすると、大城が外角のスライダーに食らい付き左前適時打。緊迫した投手戦がようやく動いた。

 高橋は8回の攻撃で代打を送られたため降板。ここで2番手の大江が3者凡退に抑え、20試合連続無失点。9回は“守護神”ビエイラも3者凡退に封じ9セーブ目。阪神打線をわずか1安打に抑え、継投での完封リレーを完成させた。

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