広島・石原 初のV撃&好リードで貢献「昨日、僕が出たら逆転負け。何としてでも勝つって気持ちだった」

[ 2021年7月11日 05:30 ]

セ・リーグ   広島5ー0ヤクルト ( 2021年7月10日    神宮 )

<ヤ・広>2回1死二、三塁、右前2点適時打を放ちガッツポーズの広島・石原(撮影・島崎忠彦)
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 広島の2年目・石原が攻守で勝利に貢献した。2回1死二、三塁、カウント1―2から初対戦だったヤクルト先発・原のスライダーをうまくおっつけ、右前に運ぶ先制の2点打。6月20日以来、出場11試合ぶりの打点で、この一打が自身初の決勝打となった。

 「どんな形でも1点取れるように。僕の場合は初対戦の投手ばっかりなんで(打席の)入り方も変えずに何とか食らいついていこうと」

 4日阪神戦以来の先発マスクでは大道ら4投手を懸命にリード。先発17試合目で初めて無失点で終え「投手がよく投げてくれて、助けてもらった。何とか無失点で、一番いい形で抑えられたので良かった」と感謝した。

 9日の同戦では1点リードの9回からマスクをかぶり、フランスアをリードしたが、悔しい逆転サヨナラ負けを味わった。

 「昨日、僕がかぶってから逆転されて負けてるんで、もう何とか…。何としてでも勝つっていう気持ちだった」と、勝利に安堵(あんど)の表情を浮かべた。

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2021年7月11日のニュース