今秋ドラフト候補の金沢龍谷・井上透摩に9球団集結 14K1失点完投発進

[ 2021年7月11日 12:02 ]

第103回全国高校野球選手権 石川大会 2回戦   金沢龍谷3―1七尾 ( 2021年7月11日    弁慶スタジアム )

<金沢龍谷・七尾>力投する金沢龍谷・井上透摩
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 今秋ドラフト候補の最速146キロ左腕、金沢龍谷・井上透摩投手(3年)が夏初戦の七尾戦に先発。プロ9球団17人のスカウトが視察する中、大きく曲がるスライダーを武器に14三振を奪い、1失点完投。3回戦に駒を進めた。

 「ピンチでも逆に抑えたらかっこいいと思えた。楽しんで投げられましたし、自信がつきました」

 6回までわずか1安打投球。スリークオーターから投じる最速141キロの直球と4種類の変化球で、七尾打線に的を絞らせなかった。8回、3連打を浴び1点を失い、なおも1死一、二塁のピンチでは強気の直球勝負。注文通りの投ゴロ併殺打で切り抜け、最終回にも2三振を奪って締めた。今月4日、富山第一との練習試合では18K。この日は公式戦で自身最多となる14Kで“加賀のドクターK”の名をほしいままにした。

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2021年7月11日のニュース