西日本短大付、11年ぶり聖地へ5回コールド発進 エース大嶋“進化”の3回零封

[ 2021年7月11日 05:30 ]

全国高校野球選手権福岡大会2回戦   西日本短大付10ー0八女農(5回コールド) ( 2021年7月10日    久留米 )

<西日本短大付・八女農>3回無失点の西日本短大付・大嶋
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 第103回全国高校野球選手権(8月9日から17日間、甲子園)の地方大会は10日、各地で行われた。福岡では夏11年ぶりの甲子園出場を狙う西日本短大付がコールド勝ちで3回戦に進んだ。エースの大嶋柊(3年)が3回を無失点に抑えた。折尾愛真は稲川竜汰投手(3年)の15奪三振の快投などで競り勝った。

 西日本短大付のエース、大嶋柊が3回3安打5奪三振で無失点と好投。最速141キロをマークした真っすぐに加え、冬に習得したカットボールで早いカウントで打者を打ち取った。

 今年1月に同校の指揮官に復帰した西村慎太郎監督は「練習中の大嶋は、ずっと走っているんですよ」と話す。昨年の秋季大会準決勝で九州国際大付に1対3で敗れ、九州大会進出を逃したことが心にある。約50メートルの坂道を、多い日は100本近くダッシュして下半身強化に努めた。「相手にのまれていた。冬場は徹底して走り込んで、試合後半でも球が高めに浮かなくなって自信になった」。憧れの投手はオリックスの山本由伸。山本が武器とするカットボールを習得し「投球の幅が広がった。球数制限があるので三振よりも、カットボールで早いカウントから打たせて取りたい」と、夏の長い戦いを見据える。

 ネット裏ではソフトバンクの岩井隆之スカウトが視察。「春に比べても、かなり良くなっている。投げっぷりが良くて、フォームのバランスもいい」と絶賛した。

 「145キロも投げたいけど、チームが勝つことが一番」と大嶋は力を込めた。決勝で筑陽学園に敗れた2年前の夏はスタンドで悔しさを味わった。「あんなに強かった先輩たちでも甲子園に行けなかった。先輩たちの分まで頑張りたい」。2年前、そして秋の悔しさを胸にチームを11年ぶりの甲子園に導く。(本間 正則)

 ◇大嶋 柊(おおしま・しゅう)2003年(平15)7月24日生まれ、福岡県筑後市出身の17歳。古川小1年時に「古川ジュニアーズ」で野球を始め、筑後中学時代は硬式の「筑後リバーズ」で投手と内野手を兼任。西日本短大付では2年秋から背番号1。最速は143キロ。1メートル75センチ、74キロ。右投げ、右打ち。

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