楽天・石井監督、逆転勝ちも2度の送りバント失敗に「しっかりと作戦を実行して」

[ 2021年7月11日 18:30 ]

パ・リーグ   楽天9―3西武 ( 2021年7月11日    楽天生命パーク )

石井監督
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 試合終盤の2本の3ランなどで逆転勝ちした楽天だったが、試合後の石井監督の口調は厳しかった。

 「勝ちゃいいってわけじゃないので」。指揮官が指摘したのは3―3の7回。2度の送りバント失敗があった。

 まず無死二塁で辰己。2度続けてバントをファウルした。最後は死球を受けて出塁したが、今度は無死一、二塁で1番・山崎剛が送りバントを失敗。最後は三振に倒れた。

 「セットアップすることが彼らの仕事。あんな場面でしびれて手が縮こまるようでは、もっと厳しくなる後半戦の時は任せられない。しっかりと作戦を実行してほしい」と石井監督。「僕たちは勝つ中で力をつけていかないといけないチームなんで。勝った勝ったっていうよりは、自分たちの成長を半歩でもできるような戦い方をしながら勝たないと」と厳しく訴えた。

 その上で「(鈴木)大地が助けてくれた」とバント失敗をカバーする決勝アーチに感謝していた。

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2021年7月11日のニュース