国士舘6回コールド発進 清水武蔵が得意の逆方向にV打「ボール球でもうまく乗せられた」

[ 2021年7月11日 12:50 ]

全国高校野球選手権西東京大会1回戦   国士舘18―0都調布北 ( 2021年7月11日    町田市小野路 )

 16年ぶりの夏の甲子園出場を目指す国士舘が、18得点を挙げ6回コールド発進。3番に座った清水武蔵(3年)は0―0の初回1死一塁から先制の右越え適時三塁打。「外の真っすぐ。ボール球でもうまく乗せられた。右方向は常に意識している」と胸を張った。

 昨夏、2年生ながら甲子園で行われた交流試合の磐城戦に出場し、1安打を放った。「最初は球場の雰囲気に押しつぶされそうになったが、段々慣れていった。もう一回、甲子園でやりたい。みんなにも“甲子園はいいところだよ”という話はしています」と、再び聖地でプレーすることだけを考えて過ごしてきた。

 高校通算20本塁打をマークする右の強打者に、永田昌弘監督は「清水の先制打で少し楽になれたのかな。下級生の頃は“右方向に打て”とうるさく言っていた。能力のある打者なので、今は好きに打たせています」と成長に目を細めた。(川島 毅洋)

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2021年7月11日のニュース