ソフトバンク2年目・大関が支配下登録 「スタートラインに立てた」

[ 2021年5月28日 11:52 ]

ソフトバンク・大関友久
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 ソフトバンクは28日、育成2年目左腕の大関友久投手(23)との支配下選手契約の締結を発表した。背番号は「122」から「42」となる。同日午前にオンラインで会見が行われた。27日夜に電話連絡を受けて念願のプロ選手となった大関は「自分の持つ力を1軍で発揮できるようにしてきて2年目でスタートラインに立てたのは嬉しいです」と喜んだ。

 今季は宮崎春季キャンプ中の2月19日にA組(1組)紅白戦に登板し2回1安打零封とアピール。同23日の西武との練習試合から1軍帯同を続けた。3月21日の広島とのオープン戦での登板後に2軍行きとなったが1軍の対外試合8試合で計9回1/3を投げて、1被弾含む11安打8失点、8三振、3四球の内容だった。開幕後も2軍戦で、安定した成績を残し続けていた。

 先発、中継ぎ、ワンポイントもこなせる万能型で、マウンド上では常に冷静で投げっぷりの良さと制球力が魅力。1軍は現在、守護神・森の負傷離脱、キューバ代表でのモイネロ不在、先発陣が不調が続くだけに、中継ぎの強化要員として育成選手から昇格した。「勝負どころでしっかり投げられるのが持ち味。どこのポジションでも、チームの力となり、チームの勝ちに貢献できるようにしたい」と意気込んだ。

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2021年5月28日のニュース