巨人、今年もソフトバンクに歯が立たず…畠3発被弾で3回5失点KO バレンティンが1号&2号で3打点

[ 2021年5月28日 20:56 ]

交流戦   巨人3―9ソフトバンク ( 2021年5月28日    ペイペイD )

<ソ・巨1>初回1死二塁、栗原(後方)に同点2ランを浴びる畠(撮影・吉田 剛)
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 巨人は交流戦2カード目となったソフトバンクとの3連戦初戦で投手陣が5回までに4本塁打を浴び、3―9で完敗。2019年、20年と2年連続で1勝もできず、ともに4連敗で日本シリーズ敗退を喫したソフトバンクにまたも力の差を見せつけられた。

 巨人は交流戦初登板となった先発右腕・畠が2―0で迎えた初回、栗原に内角低めスライダーを右越え同点2ランされると、2回には今季ここまで本塁打がなかったバレンティンに真ん中カーブを左越えソロとされ、勝ち越しを許した。3回には柳田に真ん中低めスライダーを逆方向の左越え2ランとされ、初回から3イニング連続被弾の3回5失点KO。畠降板と同時に捕手の大城も交代となり、4回からは桜井―岸田のバッテリーに代わったが、5回に中村晃の2点適時二塁打の後でバレンティンに真ん中直球を左中間に運ばれる2ランとされて降板となった。

 打線は初回に2死走者なしから吉川の内野安打を足場に岡本和が四球、スモークが死球で満塁とし、丸の一ゴロを名手・中村晃が後逸する間に2点を先制したが、昨年11月25日の日本シリーズ第4戦で柳田と甲斐に2ラン2発を浴びて2回途中4失点KOされた畠がまたも踏ん張れず。2―9で迎えた6回に中島が2号ソロを放ったが、焼け石に水だった。

 ソフトバンクは初回に栗原が同点5号2ラン、2回にバレンティンが勝ち越し1号ソロ、3回に柳田が11号2ランと一発攻勢で序盤から着実に加点。柳田は6回で、中村晃は7回でお役御免と盤石の試合運び。今季23打席目で待望の一発が出たバレンティンは5回にも2号2ランを放ち、これで通算299本塁打&997安打としている。先発右腕・石川は7回5安打3失点(自責1)で今季3勝目(3敗)。

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