広島 チーム一丸で9日ぶりの白星 15安打10得点の猛攻 ルーキー森浦がプロ初勝利

[ 2021年5月28日 21:20 ]

交流戦   ロッテ8ー10広島 ( 2021年5月28日    ZOZO )

<ロ・広(1)>5回途中から登板し、プロ初勝利を挙げた広島・森浦(撮影・長久保 豊)
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 それぞれが1勝の重みと喜びをかみしめていた。広島が苦しい試合をものにして、19日の巨人戦以来、9日ぶりの勝利。17日に菊池涼ら3人の新型コロナウイルス陽性が判明してから、消えていた笑顔がやっと戻った。

 交流戦2カード目。24日から3日連続のPCR検査でチーム関係者全員が陰性となり、ようやく戦う態勢が整った。18日に球団独自の判断で濃厚接触者と判断していた河田ヘッドコーチのベンチ入りと、「感染拡大防止特例2021」で抹消していた松山、西川、磯村の登録を発表。松山が3番、西川が4番に入り、ようやく打線に厚みが増した。

 先発は今季初登板の矢崎だった。初回に2点を失いながら、その後は粘りの投球で試合を壊さない。打線は3回に松山の2点タイムリーで追いつき、4回にも松山の適時内野安打などで3得点。5回にも2点を奪い、試合を優位に進めた。先発・矢崎は勝利投手の権利まであと一人の5回2死二塁で森浦にスイッチ。相手に傾きそうな流れを断ち切った左腕がプロ初勝利をマークした。

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2021年5月28日のニュース