エンゼルス・大谷、好走塁でチーム3連勝に貢献 28日にはリアル二刀流

[ 2021年5月28日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス9ー8レンジャーズ ( 2021年5月26日    アナハイム )

<エンゼルス・レンジャーズ>5回、レンドンの二塁打で三塁を回り生還するエンゼルスの一走・大谷(AP)
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 登板前日もエンジン全開だ。エンゼルスの大谷が26日(日本時間27日)、レンジャーズ戦で1安打1得点でチームの3連勝と最下位脱出に貢献した。監督通算1300勝となったジョー・マドン監督は「信じられない。もっと積み重ねていきたい」と喜んだ。

 今季ここまで大谷は登板前日、全試合で打者出場を続ける。5―1の5回先頭では四球で出塁し、レンドンの左翼線二塁打で生還。1点差勝利の貴重な得点となった。6回1死では左腕ベンジャミンのカットボールに食らいついて高いバウンドのゴロを放つと快足を披露。シフトで一、二塁間に入った三塁手への内野安打とした。

 27日(日本時間28日午前10時40分開始)の敵地アスレチックス戦では投打同時出場の見込み。また、31日、6月1日(同6月1、2日)にはチームにとって今季初のナ・リーグ主催の交流戦となるジャイアンツ戦が控える。指揮官は外野でのスタメン起用は明言しなかったが「一流の外野手になれるのは間違いない。天才的」と改めて評価していた。(笹田幸嗣通信員)

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2021年5月28日のニュース