西武・辻監督 3発献上の佐藤輝に「すごい」も 炎上ギャレットに「気持ちの弱さがもう一つね…」

[ 2021年5月28日 22:36 ]

交流戦   西武7ー10阪神 ( 2021年5月28日    メットライフD )

<神・西(1)> 9回2死一、三塁、ギャレットは佐藤輝に勝ち越し3ランを浴びる(撮影・後藤 大輝)
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 西武は9回に4番手のギャレットが2点のリードを守れずに逆転負け。マルテ、大山の適時打で同点とされ、なお2死一、三塁。迎えた佐藤輝に対し、カウント1ボール2ストライクからの直球を右中間席に決勝3ランを運ばれた。佐藤輝はこの日3本目だった。

 試合後、辻監督は「打たれましたね。スピード見ててもどうだろうな。まあ、結果だからね。それにしてもすごい」と佐藤輝に脱帽。だが、3球連続で落ちる球で空振り2つをとりながら、直球勝負の4球目に打たれた配球面を問われると、こう話した。

 「そんなのいつも言ってるじゃん。キャッチャーに、真っすぐで抑えたらどうですか。どう言いますかってところじゃないの。フォークだっていきなりホームラン打たれているわけでしょ(2回の1本目)。だからギャレットの真っすぐで大丈夫かって友哉が言ったところで、ギャレットのボールにそれだけの気持ちが入っていたかどうかだと思うよ。ギャレットの気持ちの弱さがもう一つね。火の玉みたいな真っすぐがどーんといけば抑えられたかもしれないし」と話した。

 6回4失点の高橋光成についても「2対2に追いついたときの意味を考えないと。2点追いついた次の回を抑えればこっちに流れがくるわけだから。簡単に取りにいったやつをホームラン。で、またホームラン。そこを死ぬ気であの6回はギアを上げていかないと。最後ぐらいのの気持ちでいかないとこうなるということじゃない」と厳しい口調で語った。同点に追いついた直後の6回にサンズ、佐藤輝に連続アーチを打たれたことに言及した。

 最後は佐藤輝について「対策が必要か」と聞かれると「そりゃそうだよ。何発も打たれたんだから。明日は(先発の)今井に期待する」と締めくくった。

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2021年5月28日のニュース