中日・与田監督 交流戦初黒星でも言葉は前向き「良い流れが寸断されたと思っていない」

[ 2021年5月28日 21:50 ]

交流戦   中日1ー10日本ハム ( 2021年5月28日    札幌D )

<日・中(1)>5回に投手交代を告げベンチに下がる中日・与田監督(撮影・高橋茂夫)
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 中日は投手陣が打ち込まれ、日本ハムに大敗した。

 与田監督は4回6失点の先発・大野雄について「今日は11本か。コントロールが上手くいかなかった。コース、高さも今日は制球が難しかった」と指摘。札幌ドームでの登板は15年以来6年ぶりだったこともあり「マウンドの固さなど慣れていないところもある」と左腕をかばった。

 一方、デビュー戦となった新外国人のロサリオ、近藤はともに1回を無失点。「得点差関係なく、1軍のマウンドを踏めた。ある程度、ストライクゾーンで勝負できていた。二人とも投げっぷりも良かった」と評価した。

 特に育成から支配下を勝ち取った新人左腕・近藤については「もっと緊張して力みまくるかなと思ったが、実戦の方がブルペンよりいい。どんどん持ち合い時を出して欲しい」と今後に高い期待を寄せた。

 パ首位のソフトバンクに2勝1分けで交流戦は最高の船出を切りながら、パ最下位の日本ハムに大敗。それでも指揮官は「良い流れが寸断されたと思っていない。負けた中に良い材料を見つけていくことが大事」と次戦を見据えた。

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2021年5月28日のニュース