阪神ドラ1佐藤輝 長嶋茂雄以来、史上3人目の新人1試合3発 左打者では史上初

[ 2021年5月28日 22:09 ]

セ・リーグ   阪神10ー7西武 ( 2021年5月28日    メットライフD )

<神・西(1)> 9回2死一、三塁、阪神・佐藤輝はこの日3本目となる勝ち越し3ランを放つ (撮影・後藤 大輝)
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 メットライフドームが興奮の渦に吸い込まれた。阪神は9回に追いつき、なおも2死一、二塁からドラフト1位・佐藤輝が右中間へ勝ち越しの3ランを放った。

 この日は第1打席にバックスクリーンへ11号ソロを放つと、6回の第3打席には左中間へ12号ソロ本塁打。そして一打出れば、勝ち越しの9回に3ランを放ち、1試合3発。圧巻のパワーを見せつけた。

 阪神新人のマルチ本塁打は14年7月1日ヤクルト戦の梅野以来6年ぶり7人目(8度目)だが、3本は球団史上初。2リーグ制以降50年保井浩一(東急)、58年長嶋茂雄(巨)に続く63年ぶり3人目の快挙だ。13本塁打でセ・リーグ新人では01年阿部慎之助(巨)らに並ぶ歴代20位。現在のシーズン40本塁打ペースは長嶋の29本を超え、59年桑田武(大洋)と86年清原和博(西)の31本塁打も上回る、プロ野球新人最多記録ペースだ。

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2021年5月28日のニュース