日本ハムドラ1の道産子右腕・伊藤 4度目の正直で本拠初勝利「嬉しいです。特別な1勝」

[ 2021年5月28日 23:08 ]

交流戦   日本ハム10―1中日 ( 2021年5月28日    札幌D )

<日・中>本拠地初勝利で2勝目を挙げた伊藤(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

 日本ハムのドラフト1位・伊藤が、4度目の正直で本拠・札幌ドームで初勝利を挙げた。7回4安打1失点と好投し、昨季沢村賞左腕・大野雄に投げ勝っての2勝目。初めて本拠でヒーローインタビューを受け「北海道で勝つことの意味の大きさを今、改めて実感している。嬉しいです。特別な1勝だと思っている。これから伊藤大海が始まっていくという気持ちを持って、1つでも多くファンの皆さんと勝利を喜びたいと思います」と満面の笑みで本拠初白星の味をかみしめた。

 これまで伊藤の登板時は1試合平均の援護点が2・3点だったが、この日は打線が今季最多16安打を放って最多タイ10得点と爆発。連敗を2で止めた栗山監督は、伊藤の勝利に「(本拠)初勝利に関しては申し訳ない。いくつ勝っていてもいいような内容だった。逆に点を取れなくて勝たせてあげられなかったので、“初勝利か”みたいな感じではあった。開幕からずっとローテーションで、新人で体もかなりきつくなっていると思うけど、その中でこうやって点差関係なく投げきれる集中力や試合のつくりを見ているとやっぱりスケール感を感じる」と絶賛していた。

続きを表示

2021年5月28日のニュース