西武・高橋光成は6勝目ならず 佐藤輝に2発浴びる「もっと慎重に…」オープン戦リベンジならず

[ 2021年5月28日 19:59 ]

交流戦   西武ー阪神 ( 2021年5月28日    メットライフD )

<西・神(1)>2回無死、佐藤輝(右奥)に中越えに先制のソロ本塁打を浴びた高橋(撮影・坂田 高浩)
Photo By スポニチ

 西武先発の高橋光成投手(24)は6回5安打4失点で降板し、6勝目はならなかった。

 2回先頭で迎えた佐藤輝にカウント1ボール2ストライクと追い込みながら、高めに浮いたフォークボールを中越えに運ばれ先制を許す。3回には先頭の近本の四球を与えると、盗塁と暴投で無死三塁とされ、中野に右翼線へ二塁打された。

 味方が同点としてくれた直後の6回には、サンズにスライダーを左翼席にソロを浴び勝ち越しを許す。続く佐藤輝にも、カウント1ストライクからの高めの直球を左翼席に運ばれた。

 高橋は3月12日のオープン戦でも佐藤輝に本塁打を打たれており、交流戦開幕前のイベントでは「やられたらやり返さないといけない」と話していたが、阪神のドラ1ルーキーに2本塁打を献上した。

 打線は2点を追う6回に森の左中間ソロ、さらに呉念庭の右越え適時二塁打で同点としたが、さらに1死二、三塁でスパンジェンバーグが見逃し三振、2死満塁から山田が空振り三振に倒れ、勝ち越せず。高橋の6勝目は次回以降に持ち越しとなった。

 ▼高橋「今日は調子自体は良くも悪くもなく、という感じでした。そんななか、6回以外は何とか粘り強く投げられたかなと思います。タイガース打線は実際に対戦してみて、長打力がある打線だな、とあらためて思いました。今日はホームランで失点してしまうケースが多かったですが、淡泊な攻めになってしまったな、と反省しています。特に6回は二者連続で一発を浴びてしまい、もっと慎重に投げるべきでした」 

続きを表示

2021年5月28日のニュース