巨人・畠 日本シリーズのリベンジならず 栗原、バレ、ギータに3アーチ浴び3回5失点KO 大城も交代

[ 2021年5月28日 19:12 ]

交流戦   巨人―ソフトバンク ( 2021年5月28日    ペイペイD )

<ソ・巨1>初回1死二塁、栗原(後方)に同点2ランを浴びる畠(撮影・吉田 剛)
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 巨人の畠世周投手(26)が交流戦2カード目となったソフトバンクとの3連戦初戦(ペイペイD)に先発登板。初回に2点もらうもその裏に同点2ランを浴びるなど3本塁打を浴びて3回5安打5失点でKOされ、日本シリーズのリベンジはならなかった。

 畠はソフトバンクと対戦した昨年11月25日の日本シリーズ第4戦(ペイペイD)に先発登板したが、味方打線が初回に初めて先制するもその裏、柳田に逆転2ランを被弾。2回にも甲斐に2ランを浴び、2回持たず4失点KOされた。チームは1―4で敗れ、2年連続で1勝もできず4連敗。屈辱の日本シリーズ敗退が決まった。

 チームとしても個人としてもリベンジが懸かったこの日の一戦。打線は初回、2死から吉川の内野安打を足場に岡本和が四球、スモークが死球で満塁とし、丸の一ゴロを名手・中村晃が後逸する間に2点を先制した。だが、その裏、交流戦初登板の畠は先頭・牧原大に左前打を許すと、1死二塁から栗原にフルカウントからの内角低めスライダーを右翼ラッキーゾーンへ叩き込まれてあっという間に同点。さらに2回には1死からバレンティンに今季1号となる左越えソロを浴びて勝ち越された。

 そして、2―3で迎えた3回には、2死二塁から柳田に真ん中低めスライダーを逆方向の左越え2ランとされ、初回から3イニング連続となる3アーチ被弾で5失点。この回を投げ切って降板となった。なお、捕手の大城も一緒に交代。4回から巨人のバッテリーは桜井―岸田となっている。

 畠の投球内容は3回で打者14人に対して48球を投げ、5安打5失点。2三振を奪い、四死球はなかった。

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