大谷 事故渋滞に巻き込まれ先発が29日に延期 指揮官「BARTに飛び乗らなければならなかった」

[ 2021年5月28日 09:42 ]

エンゼルスの大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が27日(日本時間28日)、敵地アスレチックス戦(同午前10時40分開始)の先発登板を回避し、「2番・DH」でスタメン出場することが決まった。

 試合前のオンライン会見に臨んだジョー・マドン監督は「(サンフランシスコとオークランド間の)ベイブリッジで事故があったため、“プランB”を実行した。大谷はBART(高速鉄道)に飛び乗らなければならなかったが、乗り換えにも問題があり、球場への到着が遅れた」と説明した。

 同戦は左腕サンドバルの先発が急きょ決定。大谷は28日(同29日午前10時40分開始)の同戦で先発することも発表された。 

 大谷は、前回登板の19日(同20日)のインディアンス戦は「2番・投手」で今季4度目の投打同時出場し、4回2/3、72球を投げ5奪三振で5安打2失点で勝敗は付かず。直球の平均球速が過去5戦と比べて約8・5キロ低下していた。降板後は右翼の守備に入って7回でベンチに退き、打撃では3打数1安打だった。

 前日26日(同27日)のレンジャーズ戦は「2番・DH」で打者として先発出場し、3打数1安打1四球。この日の試合前までの通算成績は、投手は6試合で1勝0敗、防御率2・37、打者は46試合で174打数47安打38打点、15本塁打、6盗塁で打率・270となっていた。

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