ニューヨーク・タイムズ紙「大谷は全てできる」三刀流を称賛 球宴初出場に期待の声も

[ 2021年5月16日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス3―4レッドソックス ( 2021年5月14日    ボストン )

6回に11号ソロを放ち、笑顔でハイタッチする大谷
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 ニューヨーク・タイムズ紙が14日(日本時間15日)、投打に外野も守る三刀流をこなすエンゼルス・大谷を大々的に特集。

 「Ohtani Can Do It All. So the Angels Let Him.(大谷は全てできる。だからエンゼルスは全てをさせる)」という見出しで報じた。

 同紙によると、今春のキャンプ前、大谷がペリー・ミナシアンGM、ジョー・マドン監督と会談し、起用に制約をかけない方針で一致。これで力が発揮される環境が整ったと指摘した。記事内でミナシアンGMは「これまで出会った中で最高の才能」とコメントし、マドン監督は「Supernatural(神秘的)。今のプレーの質をしばらく保ったら誰の追随も許さないだろう」と絶賛した。

 18年オフに右肘手術、19年に左膝手術を受けた大谷だが、今季は万全であることを強調。「メジャーに来たのは二刀流をやるため。それが大きなモチベーションになっている」と語っている。

 その他でも、大谷に対する称賛の声が相次いでいる。大リーグ専門局「MLBネットワーク」のクレイグ・ミッシュ記者はツイッターで「球宴は“大谷ショー”になるはず。月曜日(7月12日=日本時間13日)に本塁打競争に出て、火曜日(13日=同14日)に投げて、打つ」とロッキーズの本拠クアーズ・フィールドでの球宴初出場に期待を寄せた。

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