エンゼルス・大谷「2番・DH」で先発 2戦連発、沢村との初対決なるか

[ 2021年5月16日 04:03 ]

エンゼルスの大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平選手(26)は15日(日本時間16日)、敵地ボストンでのレッドソックス戦で「2番・DH」で先発出場する。

 14日(同15日)の同カードで大谷は6回の第3打席でピベッタ投手から7試合ぶりの11号本塁打を放った。レッドソックスの先発左腕ペレスに対して2戦連発がなるか、そしてレッドソックスの沢村拓一投手(32)とのメジャーでの初対戦がなるかが注目される。

 大谷の次の先発登板は、ローテーション通りなら18日(同19日)、ホームでのインディアンス戦の予定だったが、14日(同15日)、疲労を考慮して1~3日先送りになることが発表された。具体的にいつになるかはこの日も公表されなかった。今後、大谷にいつ休みを与えるかがエンゼルスの課題となっていきそう。

 現在、地区最下位のチームにとって、本塁打王争いで2位タイのスラッガーは貴重な戦力。マドン監督は大谷との対話を重視していくと述べてきたが、選手は出場を常に望むだけに、判断は容易ではない。この日の試合前、その点について聞かれたマドン監督は、「(大谷の休養日は)コミュニケーションと目で判断する。ヒューストンでの(アストロズ戦登板翌日の)試合では初めて疲れが見えた。昨日の試合ではホームランの打球をスローモーションで見ても、軽々と壁(グリーンモンスター)越えをしていて、体調がよく、力強く感じているのがわかった」と状態を見ることの大切さも述べた。

 また、「登板前後の日のDH出場に関しては話し合っていく。前半戦はこのアプローチで臨むが、シーズンが進むにつれて、毎日プレーさせることは控えていかなければいけないだろう。それらはすべて計画通りであり、変わってはいない」と付け加え、前半戦での定期的な出場は予定通りであり、今後も臨機応変に決めていくことを強調していた。

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2021年5月16日のニュース