似ているヤクルト・小川&中日・福谷 2人とも物腰柔らかくマウンドで強気

[ 2021年5月16日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト5―0中日 ( 2021年5月15日    バンテリンD )

<中・ヤ>力投を続ける小川(撮影・椎名 航)
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 【記者フリートーク】高校時代のライバルで同じユニホームを着たこともある2人がプロの世界で投げ合う日が来るとは思ってはいなかった。愛工大名電で外野手だった記者は成章の小川、横須賀の福谷とともに07年12月に愛知県選抜に選ばれ、米国遠征も経験。その遠征では投手兼外野手で、さらに主将も務めさせてもらったが、2人とも物腰が柔らかく、チームの和を尊重するタイプだった。

 2人はマウンド上での姿も似ていた。優しい性格からは想像もできないほどの強気の投球。小川は臆することなく内角を攻め、福谷も速球で強気に押す投球で米国の強打者たちを抑えていた。あの頃と投球スタイルに多少の変化はあるものの、両者はお互いを意識して随所で強気に攻めていた。今回は小川に軍配が上がったが、また投げ合う日を楽しみにしている。(デジタル編集部・斎木駿)

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