ロッテは西武とドロー 佐々木朗希 5回4失点107球力投も初勝利お預け 「変化球抜け球多かった」

[ 2021年5月16日 17:39 ]

パ・リーグ   ロッテ6―6西武 ( 2021年5月16日    ZOZOマリン )

<ロ・西(9)>第1球を投げる佐々木朗(撮影・長久保 豊)
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 ロッテの2年目・佐々木朗希投手(19)が16日、本拠地での西武戦で1軍初先発もプロ初勝利はお預けとなった。

 5回6安打4失点107球を投げ、最速は154キロ。5回に同点に追いつかれたが、直後にマーティンがこの日2本目となる2ランで勝ち越した。プロ初勝利の権利を持って降板も、8回から登板した4番手・唐川が同点に追いつかれた。試合は6―6で引き分けた。

 佐々木朗は初回に最速153キロをマーク。先頭の若林に左前打、森に中前打を許すなどして1死一、三塁のピンチを背負ったが、後続の山川をフォークで空振りを奪って初奪三振。さらに栗山を左飛に仕留めて無失点で立ち上がった。

 打線はその直後に1番・荻野が左越えソロ、2番・マーティンが右越えソロと2者連続アーチで援護した。

 2回は最速154キロに到達し、2三振を奪い三者凡退に抑えた。

 佐藤都、荻野の連続適時打でさらに2点の援護をもらった3回は味方の失策から走者を背負うと、1番・若林に中前適時打を許して初失点。続く2番・源田に右中間適時三塁打を許すなどして、この回3失点を喫した。4回は走者を背負いながらも無失点。初回、3回と安打された若林から空振り三振を奪った。

 5回は2死三塁から暴投で同点に追いつかれたが、直後の攻撃でマーティンが2ランを放って勝ち越した。

 救援陣は2番手・鈴木、3番手・ハーマンと無失点でつなぎ、2点のリードを守ったが、8回から登板した4番手・唐川が同点に追いつかれた。

 ▼佐々木朗(5回6安打4失点) 緊張はあまりなかったです。まっすぐはある程度はコントロールできたんですけど、変化球が抜けてしまう球が多くてそこでカウントも不利になってしまった。そこを修正していきたいです。

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