阪神・ロハス また無安打 韓国時代に本塁打打ったサンチェス相手でも

[ 2021年5月16日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3-5巨人 ( 2021年5月15日    東京D )

<巨・神>ヒゲを短くしたロハスだったが、15日も安打は出ず(右、左は14日のロハス)
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 阪神のロハス・ジュニアが不名誉な記録を更新してしまった。「6番・右翼」で4試合連続先発出場も3打数3三振1四球。デビューから20打席連続無安打となり、20年ボーアの18打席を超える球団外国人野手のワースト記録となった。

 自慢のバットが出てこない。2回先頭で空振り、いずれも得点圏に走者を置いた3回2死三塁、8回2死二塁では屈辱的な見逃し三振に倒れた。6回の第3打席こそ四球を選んで来日初出塁したが、これがワースト更新となる19打席目。ともに韓国時代には本塁打を打った経験もあるサンチェスが相手でも、前に飛ばないどころか、フルスイングもできていない状況だ。

 この日、伸ばしていたヒゲを短くそって球場入り。心機一転を期した試合だったが、結果は伴わず。我慢の起用を続ける矢野監督も「タイミング的にも、ちょっと合っている感じで振れていることが少ない。なかなか確率良くという感じには、現状見えないけど」と渋い表情だ。

 16日はもう一人の新助っ人であるアルカンタラが来日初登板する。外国人選手のベンチ入り人数制限があり、矢野監督はベンチ外を明言した。来日が遅れ、2週間の隔離も経験するなど調整が難しかったとはいえ、残されたアピール時間はそう多くない。(山添 晴治)

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2021年5月16日のニュース