接戦も強い虎 序盤のリードを守り抜き、阪神が「伝統の一戦」勝ち越す デーゲームは16戦無敗

[ 2021年5月16日 16:58 ]

セ・リーグ   阪神6ー5巨人 ( 2021年5月16日    東京D )

<巨・神(9)> 8回2死一塁、けん制球でピンチをしのいだ阪神・岩崎は笑顔でベンチに戻る(撮影・大森 寛明)
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 阪神は序盤のリードを守り切り、6―5で勝利。デーゲームは3月27日ヤクルト戦から1分けを挟み15連勝とし、今カードを2勝1敗で勝ち越しとした。

 打線がかみ合った。2点を追う3回に近本の適時打などで同点に追いつくと、4回は陽川の勝ち越し2号2ラン、近本、糸原の適時打で一挙4得点。5回以降は巨人の中継ぎ陣に相手に3者凡退に抑えられたが、結果的に前半の猛攻が勝利に繋がった。

 来日初登板のアルカンタラは6回7安打5失点(自責4)で来日初勝利。球団の新外国人では02年のムーア以来、19年ぶりのデビュー戦の巨人戦初登板で初勝利となった。7回は岩貞、8回は岩崎がつなぎ、9回2死ではスアレスが自己最速を更新する162キロ直球で亀井を空振り三振に退けて12セーブ目と、1点差を守り切った。

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2021年5月16日のニュース