中日・与田監督 土壇場で追いついたドローを評価「本当によく粘ってくれた」 4連敗は免れる

[ 2021年5月16日 17:25 ]

セ・リーグ   中日2ー2ヤクルト ( 2021年5月16日    バンテリンD )

<中・ヤ(8)>9回1死一、三塁、福田の中飛で、三塁走者・大島は本塁を狙うもタッチアウトで試合終了となりガックリ(撮影・椎名 航)
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 中日は1点を追う9回に追いつき、土壇場で引き分けに持ち込んだ。

 与田監督は「勝ちたいゲームでしたが、本当によく粘ってくれた」と4連敗を回避したナインを労った。

 1―2の9回に福留、大島の安打で1死一、三塁の好機をつくると、京田の右前適時打で同点。打率2割台前半と低迷する正遊撃手の一打に「チャンスに強いバッティングをしてくれた」と評価した。

 2―2に追いつき、なおも1死一、三塁と一打サヨナラの場面で福田の打球は浅い中飛。三塁走者の大島がタッチアップで生還を狙ったが、好返球にはばまれ本塁憤死。惜しくも今季初のサヨナラ勝利とはならなかったものの「ちょっとでも(返球が)逸れれば、セーフ。あそこを行かせたことは問題ない」と振り返った。

 先発・柳も7回2失点と力投。初回に村上に先制2ランを浴びたものの「変化球が高めに入り、上手く相手に打たれた。その後、上手く立て直した」と評価した。

 負ければ4連敗で今季最多となる借金8という状況だっただけに土壇場で黒星を回避した。

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