楽天首位陥落 マー君、オリ戦連勝10で止まる…9年ぶり兵庫凱旋登板も7回3失点で3敗目

[ 2021年5月16日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天3―4オリックス ( 2021年5月15日    ほっと神戸 )

<オ・楽>6回、楽天・田中将はオリックスの吉田正(手前)に3ランを浴びる(撮影・後藤 大輝)
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 一発に泣いた。楽天の先発・田中将は、2点リードの6回にこの試合で最大のピンチを招いた。1死一、二塁でパ・リーグ首位打者の吉田正との対戦。外角を狙った2球目のツーシームが甘く入った。左中間席への逆転3ランを浴び、マウンド上で2度首をかしげた。

 5回まで59球で2安打無失点と完封ペースだった。7回3失点で試合をつくったが、3敗目を喫し「6回の3点が勝負を分けてしまった。良い投球はできたけど、勝てる投球ではなかった」と反省。石井監督もバッテリーに対して「(吉田正から)逃げすぎていた」と指摘した。

 兵庫県出身で、ほっと神戸での登板は9年ぶり。凱旋勝利とはならず、10年8月1日から続いた自身のオリックス戦の連勝も10でストップ。チームは2連敗で首位から陥落した。(重光 晋太郎)

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2021年5月16日のニュース