九産大が逆王手!渡辺が6安打2失点完投 17日の大一番へ指揮官「何とか勝ちたい」

[ 2021年5月16日 19:35 ]

福岡六大学野球春季リーグ   九産大3―2九共大 ( 2021年5月16日    福工大 )

<九産大・九共大>2失点完投の渡辺
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 春は7連覇(昨年春は新型コロナウイルスの影響で中止)を狙う九産大が優勝に王手をかけていた九共大に3―2で勝利し、逆王手をかけた。九産大は先発した最速151キロ右腕の渡辺翔太投手(3年)が6安打2失点で完投勝利を収めた。

 相手先発は開幕から25回1/3無失点で北九州高校時代の1学年後輩の木村。「後輩には負けたくなかった。最初から全力でいった」と渡辺は気持ちの入った投球だった。切れのある直球にカットボール。決め球のパームを効果的に9三振。8回には1点差に迫られたが、「集中力は切れなかった」。9回は2死三塁のピンチも守り切った。

 打っては3番の中村貴浩外野手(3年)が先制2ラン。2回には荒木誠也内野手(4年)の右前適時打で渡辺を援護した。あす17日の対戦で勝った方が優勝となる。大久保哲也監督は「あした何とか勝ちたい」と意気込んだ。

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2021年5月16日のニュース