ソフトバンク・マルティネス 古巣本拠地で5回4安打2失点と好投2勝目

[ 2021年5月16日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク7―3日本ハム ( 2021年5月15日    札幌D )

<日・ソ>力投する先発のマルティネス(撮影・高橋茂夫)
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 ソフトバンクのマルティネスとして、昨年まで3年間本拠地としていた札幌ドームのマウンドに戻った。18・44メートル先には親しかった元同僚の姿。「昨年までのチームメートと真剣勝負をすることができ、とても興奮しました」。アドレナリン全開だった。

 5回で98球。「“98球投げたから”と言われるまで(球数が多かったことを)知らなかった」。それほどまでに無我夢中で腕を振った。珍しく制球に苦しみボール先行となったのも「特別な感情が出てしまったのかなと思います」。自然と力んでいた。

 4回無死一塁から王柏融に右越え2ランを許した。それでも大田、中田を連続空振り三振。後続も抑え、流れを明け渡さなかった。昨年10月30日のオリックス戦以来となる札幌ドームでの登板は5回4安打2失点だった。

 登板前日には二保にカットボールやツーシームの握りを聞かれ「野球の話をするのは大好き。自分の知識はシェアしたい」と惜しみなく助言を送った。新天地にも溶け込み、凱旋登板で今季2勝目をマークした。

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2021年5月16日のニュース