巨人・今村5試合ぶり白星ならず 3回2失点で降板 3イニング連続先頭打者に安打許す

[ 2021年5月16日 15:16 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2021年5月16日    東京D )

<巨・神9>巨人先発の今村(撮影・森沢裕)
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 巨人の今村信貴投手(27)が阪神戦(東京D)に先発登板。わずか3回2失点で早々に降板となった。

 今村は初回、先頭の近本に左前打を許し、続く糸原には死球を与えていきなり無死一、二塁のピンチ。だが、ここをマルテ三ゴロ併殺打、佐藤輝二ゴロで切り抜けると、2回も先頭・サンズに右前打されながら続く陽川を二ゴロ併殺打に仕留めて無失点を続けた。

 その裏、味方打線は主砲・岡本和のバックスクリーン左へ飛び込む9号ソロなどで2点を先取。だが、直後の3回だった。今村はまたも先頭・中野に右前打を許し、3イニング連続で先頭打者を塁に出すと、近本の右前適時打で1点を返され、さらにマルテの遊撃内野安打が吉川の一塁悪送球を誘って同点。続く佐藤輝はフォークで空振り三振に斬って取り、この回を終えたが、2―2で迎えた4回のマウンドには2番手・平内が上がった。

 今村の投球内容は3回で打者13人に対して43球を投げ、5安打2失点。2三振を奪い、1死球を与え四球はなかった。

 今村は9回で142球を投げ3年ぶりの完封勝利をマークした4月11日の広島戦(マツダ)以来これで5試合連続勝ち星なし。前回登板した9日のヤクルト戦(東京D)では6回途中6安打1失点と勝利投手の権利を得て降板したが、リリーフ陣が打たれ、4試合ぶりとなる今季3勝目が消滅していた。

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