阪神・矢野監督　連勝ストップも巨人追い詰めた「いい試合ができている。勝ち越して帰るよ」

セ・リーグ   阪神3－5巨人 （ 2021年5月15日    東京D ）

＜巨・神＞選手交代を告げる矢野監督（撮影・大森　寛明）
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　阪神は、最後まで諦めない姿勢を見せた。2点を追う9回、先頭の梅野の左翼線二塁打と2四球で1死満塁。同点、さらには逆転を虎党に想像させたが糸原とマルテが倒れた。引き分けを挟んだ連勝は4で止まったが、矢野監督は「いい試合ができていると思う」と敗戦にも悲観はしなかった。

　自身も選手として、監督として戦ってきた伝統の一戦。節目の一戦には「やっているときは目の前の試合に集中してやっている。その結果が2000試合ということだと思うから」と歴史を感じながらも一戦一戦の積み重ねを強調した。

　2位・巨人とのゲーム差は再び3・5となり今季の巨人戦も4勝4敗のタイに。「勝ち越して帰るよ」。宿敵相手に連敗は許されない。