阪神・糸井 初先発で佐藤輝と近大アベック弾!「Zポーズ」やらんのかい!ベンチ爆笑

[ 2021年5月8日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神6-12DeNA ( 2021年5月7日    横浜 )

<D・神(7)>6回2死、糸井は左中間にソロ本塁打を放つ(撮影・坂田 高浩)
Photo By スポニチ

 待望の一発でチームを勝利に導けなかったことが悔しい。今季初スタメンで第1号を放った阪神・糸井は試合後、すでに次の試合だけを見据えていた。

 「いつ、どういう状況でも僕らは自分にできる最高の準備をするだけなので。また明日からチームが勝てるようにしっかりやっていきます」

 超人の健在ぶりを示したのは、2―4の6回だった。この回から登板し、簡単に2死を取ったエスコバーの初球の153キロを“なめるなよ”とばかりに打ち抜いた。雨を切り裂いて伸びた白球は、バックスクリーン左へ着弾。昨年9月29日の中日戦以来220日ぶりのソロアーチで、チームの反撃ムードをつくって見せた。

 近大の後輩で大学時代は自身の「2世」と呼ばれた佐藤輝の台頭で、日本ハム時代の08年以来の開幕ベンチスタート。快調に首位を走る中で、32試合続けて先発から外れていた。大山の離脱に伴い、ついにめぐってきたチャンス。飢えた超人が燃えないはずがない。文句なしの豪快弾は、その08年から14年連続本塁打ともなった。

 ダイヤモンドを一周すると初の「近大アベック弾」となった佐藤輝らに笑顔で出迎えられた。カメラに向かって後輩の「Zポーズ」ばりの決めポーズをするかと見せかけ、スッとベンチへ。「やらんのかい!」とツッコませるようなそぶりで、ナインを盛り上げた。7月で40歳。野手でダントツの最年長でも、腐ることなく出番に備えてきた。

 矢野監督は「ずっと準備は(糸井)嘉男もしていたしさ。本当に完璧な当たりの本塁打」と絶賛。「今後も行ってもらわないとダメなところがあるんで」と、これからもスタメン起用する可能性を強調した。大きな一歩を踏み出した超人が、勝利のヒーローとなる日も遠くはない。 (山添 晴治)

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「田中将大」特集記事

2021年5月8日のニュース