オリックス 緊急事態宣言延長で京セラ6試合を無観客に 森川球団本部長「誠実に対応していく」

[ 2021年5月8日 14:55 ]

オリックスが本拠地とする京セラドーム
Photo By スポニチ

 オリックスは8日、緊急事態宣言が31日まで延長されたことを受け、期間中に予定されている公式戦主催試合を無観客で開催すると発表した。

 対象となるのは、京セラドームで行うもので、5月16日の楽天戦を皮切りに、18、19日のロッテ2連戦、交流戦の28~30日のヤクルト3連戦の計6試合。元々ほっともっと神戸で予定していた14、15日の楽天戦は、入場者数の制限を5000人として実施する。

 森川秀樹球団本部長が千葉県内で報道陣の代表取材に対応。「大阪の厳しい感染状況を踏まえて、なされた要請ですので誠実に対応していく」と理解を示した。日程や有観客開催が可能となる、ほっともっと神戸などの会場変更の可能性について、「あくまで検討という段階。有観客にするとしたら、チケット販売やお客さんのことを考えた上で決定していかないといけませんから、今の段階で申し上げられることはありません」と語るにとどめた。

 また、日本野球機構(NPB)が無観客試合の補償を申請する考えを示していることについても問われ、「今後、問い合わせていくことになると思うが…。なにしろ昨日の夜に無観客での要請の連絡があって、その対応に今てんてこまいなので。今この瞬間に、補償の交渉に入れる状況にはないので」とした。

続きを表示

2021年5月8日のニュース