ロッテ・アジャ 21打席目でごっちゃし1号!5日ぶりの試合で貯金2

[ 2021年5月8日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ7―5オリックス ( 2021年5月7日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>4回無死一、二塁、右中間本塁打の井上(中央)はレアード(左)、角中(右)と喜び合う(撮影・西川祐介)
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 114キロの巨漢。ロッテ・井上は相撲の番付で現状を表現した。「まだ序ノ口。次は幕下を狙っていく」。34試合目、自身21打席目で飛び出した1号3ラン。ベンチ前では遠慮気味に「ごっちゃし」のポーズを披露した。

 2点リードの4回無死一、二塁で山岡の直球を右中間へ運んだ。ベースを回りながら「もう5月かあ~」と思った。18、19年に24本塁打を放った主砲は今季、オープン戦で調子が上がらず、開幕を2軍で迎えた。4月25日に1軍昇格も、その間に3年目の山口が台頭し、この日も1週間ぶりのスタメンだった。

 3~5日の日本ハム戦は相手のコロナ感染で中止。5日ぶりの試合となったが、その間は井上も若手に交じって特打を行った。井口監督は「今朝の(打撃練習も)良かったのでスタート(先発)にした」と言う。2連勝で貯金2。「若い子に先に行かれているので、ここから積み上げていきたい」。井上の言葉に力強さが戻ってきた。(横市 勇)

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2021年5月8日のニュース