掃除から出直した明大ナイン エース竹田祐が意地のリーグ戦初完投

[ 2021年5月8日 14:34 ]

東京六大学野球・第5週第1日   明大3―1法大 ( 2021年5月8日    神宮 )

<法大・明大>完投勝利を挙げ、ガッツポーズする明大先発の竹田(撮影・河野 光希)
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 グラウンドを離れ、自らを見つめ直す。その成果が出た一戦だった。4月25、26日に慶大に2連敗を喫した明大ナインは、試合後にベンチ入りメンバー全員で寮の清掃を行った。田中武宏監督は「負けてそのまま、(体の)ケアもしないで掃除をして、その後に練習。4年生を中心にやってくれた」と明かした。

 先発したエース右腕の竹田祐投手(4年、履正社)は5安打1失点でリーグ戦初完投勝利をマーク。球を低めに集める丁寧な投球で107球を投げ切り「2週間前、慶応にやられて凄い悔しくて。野手のみんなに迷惑をかけたので、今日は気持ちで投げた。一つずつアウトを、と思っていた」と振り返った。指揮官は「最後まで投げてくれた。(エースナンバーの)11番にふさわしいというか、近づいたなと思う」と目を細めた。

 竹田は慶大戦後に、フォームを見直した。「体が突っ込んでいたので、それを直す練習をしてきた。(完投は)いい経験になった。次も投げきるつもりでいきたい」と前を向いた。9日の法大2回戦へ向け、田中監督は「明日(9日)負けると何にもならない。チームみんなが同じ気持ち。明治らしい試合がしたい」と引き締めた。(川島 毅洋)

 ◇竹田 祐(たけだ・ゆう)1999年(平11)7月5日、大阪府生まれの21歳。小2から野球を始める。住道中では生駒ボーイズに所属。履正社では3年時にセンバツ準優勝。明大では1年春にリーグ戦デビュー。趣味は温泉で体を癒やすこと。座右の銘は「心は熱く、頭は冷静に」。1メートル84、90キロ。右投げ右打ち。

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