「内野手でプロになれるよ」 法大のプロ注目右腕・三浦銀二の初HRにあった伏線

[ 2021年5月8日 13:37 ]

東京六大学野球第5週第1日   法大1―3明大 ( 2021年5月8日    神宮 )

<法大・明大>5回2死、ソロ本塁打を放ち、笑顔を見せる法大・三浦(撮影・河野 光希)
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 今秋ドラフト候補で最速150キロ右腕の法大・三浦銀二投手(4年・福岡大大濠)が先発し、6回3失点で負け投手となった。だが、5回にリーグ戦初本塁打を放ち、主将としての意地を見せた。

 2点を追う5回2死無走者で三浦は打席に入った。試合開始時点で、打者としてのリーグ通算成績は43試合で41打数2安打、打率・049、0本塁打。データは警戒する必要がない打者であることを示した。だが、彼の小学生時代を知る者ならば、油断はしなかっただろう。

 福岡県出身の三浦は小学生時、筑紫丘ファイターズでプレー。指導した中村裕治監督は、主に遊撃、投手を務めた当時の三浦を「どこでも守れましたから。(野球センスは)ズバ抜けていた。お前、内野手でプロなれるよ、って(当時から)言ってましたね」と述懐。

 福岡大大濠では3年春に甲子園出場。打順は9番ながら、10打数で2安打を放ち、犠打も2つ決めている。元々、野手としてのセンスもあった。

 明大の先発右腕・竹田祐(4年)が投じた真ん中の直球。三浦は完璧に捉え、左中間の一番深い場所に叩き込んだ。油断大敵。指名打者制のない東京六大学野球ならではシーンだった。(柳内 遼平) 

 ◆三浦 銀二(みうら・ぎんじ)1999年(平11)12月30日生まれ、福岡県出身の21歳。小学3年から野球を始め、筑紫丘中時代は軟式野球部に所属し、3年時に福岡選抜入り。福岡大大濠では3年春に甲子園出場。法大では1年春からリーグ戦に登板。1メートル75、80キロ。右投げ右打ち。 

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